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2024/09/08 10:34

どうもどうもー。

中の人(ツシマ)です。

今回は、リニューアルした手帳リフィル「ガントチャート」について、特徴と使用例写真を説明してまいります。画像が多いのでページが重いかもしれません。サイトの特設ページはこちらから



基本的なレイアウトは以前のバージョンを踏襲しています。

【以前と同じところ】
1.見開きで1カ月
2.横軸に時間が進み、ひとマス1日
3.縦軸は10項目
4.PDCA欄

【リニューアルしたところ】
1.フェーズ欄を新設
2.余白を少なくし、書き込み欄を少し広く
3.ラークさんの玉ねぎ柄→メル会長を全般に


そもそもガントチャートとは、進行管理表のようなものです。会社などではたくさんのプロジェクトが同時進行で進められ、商品製作はどこまで進んでいつまでに揃えるとか、広告はいつから準備始めていつまでに納品するんだとか、そんなやつです。お仕事で使っていらっしゃる方も多いかもですね。

何かの目標・目的…ゴール的なものと、それに対してやるべきことがハッキリした後の状況で使うのが基本です。

下記のページが詳しいので、初耳的な方はぜひご覧ください。

by Jootoマガジン

これを個人の手帳にも応用しようというのが、メルモールのガントチャートです。

個人的な目標に対してやるべきことをちゃんとやれたか、1カ月でどのくらいのボリュームで出来たか、進めていきたいか…をチェックすることができるようになっています。

自分の仕事や作業に対しての進行管理表として
習慣化
データを取りながら進行を進める(グラフとの併用。健康管理など応用も可)

PDCA欄が付いているので

PLAN(計画・目指すもの・目標・目的など)
DO(実行・タスク・ToDoなど)
CHECK(結果・実行後の状況)
ACTION(改善策・より良い結果を出すための打開策)

ガントチャートを使う前にハッキリしておくべきこと「何かの目標・目的と、それに対してやるべきこと」についてもしっかり考えることが出来ます。1ヶ月挑戦してみて、実際はどうだったのか・次はどうすべきかを考えることが出来ますので、中長期的な目標や一年を通して目指していきたいことにも向いています。1ヶ月で結果が出にくいものなど…例えば健康、受験などでしょうか。

自分だったら、リアルイベント出展がゴールの日だったら、それに向けた商品や備品の準備や告知もろもろのタスクを同時並行で進める必要があり、イベントよりだいぶ前に締切がある印刷屋さんの入稿などがあるわけで、そういう時はガントチャートがぴったりです。

そのような…複数プロジェクトの同時進行で使われる、一般的なガントチャートの使い方は巷にたくさんあるので、今回ご紹介する使い方の例は、この写真のような感じで習慣化の話をしてみます。ガントチャートをハビットトラッカー(習慣記録帳的な)として使っています。

この場合は、自律神経を整えたい人で、健康的な生活を習慣化したい様子です。自律神経ガタガタって気抜くとすぐ不調を招くのに、改善しようと思ったら全体的に長期的に生活習慣を見直してそれでどうかって世界で、ガタガタになった後が大変なんですよね…(遠い目

この使い方では、

方眼の部分上5行を取り組みたい生活習慣。出来た日のみ記入
下5行を睡眠時間のグラフ。◎×は体調の良し悪しを体感で◎〇×でチェック

しています。

習慣化は、同時に何個も身につけようとすると失敗しやすいです。そこで便利なのが新設した「フェーズ欄」です。段階やレベルを徐々に上げていく感覚…例えば最初は基礎・基礎が身に付いたら応用・応用がこなせるようになったら上級…とか、そういうイメージのものがフェーズです。

この使用例では、「寝る時間を決める&寝る前にスマホ見ない」習慣を、集中して最初に身につけようとしています。将来身につけたい習慣はボチボチ取り組むプレ期間に設定しています。

習慣化は、プレ期間を設けるのがおすすめです。今まで一切やっていたなかったことをいきなり毎日始める本番ではなく、3日に1回、想定しているボリュームの半分、5分だけ…など、助走期間を設けるのです。毎日散歩すらしていない人がダイエットのために毎日30分走る!と目標を決めるのは立派かもしれませんが、プレ期間を設けることでより現実的・実行可能なボリュームを模索し、徐々に段階を上げていくほうが辞めるハードルより続けるハードルを低くすることが出来ます。「時間ある時だけ」はやめましょう。たいてい、習慣化されていないもののための時間を作られることはありません。

月後半はこんな感じですね。
夜は疲れが出やすく習慣を実行しにくいが朝はやりやすいな…とか、この行動とセットでやるとやりやすいな…とか、実行途中で検証と工夫を取り入れてみましょう。の検証と工夫を書き込めるのが、このPDCA欄なのです。

PLAN(計画・目指すもの・目標・目的など)
DO(実行・タスク・ToDoなど)
CHECK(結果・実行後の状況)
ACTION(改善策・より良い結果を出すための打開策)

生活というのはイレギュラー案件が入るもので、もう仕方ないです。出来ない日は必ず出てきます。三日坊主の人にありがちなのが、出来なかったらもうリベンジしないということです。朝バナナを食べると決めて、寝坊して食べなかった日に「朝じゃないと効果的じゃないから」と言ってその日は絶対食べないみたいな。頭でっかちにならずに、朝できなくても夜リベンジするとか、ガントチャートにチェック出来ればヨシ、などイレギュラーが発生した時のリカバリーについて数パターン持っておくとか、柔軟に対応するのも大事です。

かと言って、疲れや甘え・忘却はつきまといます。いつもイレギュラーパターンの努力量半分が続くのも、数日おきにパラパラとやるのも結果が出るのが遅くなります。その時点でのベストな方法を選択できるような…疲れ・甘え・忘却が発生しづらい・発生してもリカバリーしやすい環境・システム作りが出来ると尚良いでしょう。その試行錯誤も、ぜひPDCA欄に書き残してみてください。

習慣化だけでなく、複数プロジェクトの進行管理表としてこのガントチャートリフィルを使う際も、クオリティを上げるためのPDCA欄としてご活用ください。

この記事は、ガントチャートリフィルをハビットトラッカーとして使うやり方に絞ってお話しました。これをご覧になった方で、「こんな使い方もあるよ!」というアイデアがございましたら、ぜひお寄せください。



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